マイクロソフトがIT業界の構造壊す

日経より
マイクロソフトはユーザー企業が『自分ごと』としてシステムを構築する内製化を推進する方針です。
日本マイクロソフトは具体策としては、既存の「Azure Light-up」の強化と、新サービス「Cloud Native Dojo」です。

Azure Light-up
日本マイクロソフトのパートナー企業が指南役となって、最短3日間でテストと実装を繰り返すアジャイル開発の形式でシステム
Cloud Native Dojo
数カ月単位の中長期間にわたって、実プロジェクトでアジャイル開発を実践するプログラム
まあ、ユーザー企業が自分たちで行うのは中長期的な話であり、実際はパートナー企業を通じて提供をおこなう。

一方、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)はNECと戦略的協業契約を締結。ユーザー企業の内製化を推進するのではなく、NEC内部で3000人のAWS技術者を育成する。

企業にとって、内製化することはとてもメリットがあると思うが、そこまで人材を揃えられる企業がどれだけあるのだろうか。
大手はそれなりに人材を準備できるだろうが、中小企業は難しい。
マイクロソフトは『自分ごと』の対象を大手の企業にし、中小企業は今まで通り、パートナー企業を通じて提供をおこなうつもりなのだろうか。
そう考えると、マイクロソフトの考え方に納得がいく。